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奇跡のリンゴの批判があっても、家族愛に感動! [農業関係]

映画 『奇跡のりんご』を見てきました。その 感想です。




10日ほど前にテレビで、俳優の阿部サダヲと菅野美穂が
取材されていました。

映画、奇跡のリンゴの紹介でした。

青森のりんご農家 木村秋則さんが、無農薬でりんごを
作るといった実話を基にした映画です。

主演の阿部サダヲは、自分の出ている映画をみて、
涙を流したのははじめてと言っていました。

その時の印象が強く残り、この映画は見たいと思っていました。

映画館前に貼ってあった、奇跡のリンゴのポスター
奇跡のリンゴ.jpg

実は、私は、農家の生まれです。
父は、リンゴをつくっていました。

小中学生のころ、リンゴ畑て、収穫されたものを
運搬し、また選別し、選果場に運ぶ手伝いはしていました。

手入れも大変で、消毒というと、朝早くから、家族総出でした。

今回は、農薬を使わずに、自然栽培でつくるという、
家族以外の、誰一人として、賛同してもらえない、未知との挑戦です。

りんごは、果物の中でも、一番手入れが大変で、デリケートといいます。
妻が、消毒の後、体調を崩している場面もありました。
それでも無農薬栽培は、無謀な挑戦でした。

いくら研究心旺盛とはいえ、9年間は、何もかも失うばかりです。
小学校の子供の絵には、りんごの木に、虫がかかれています。

すべてのものを失い、ぎりぎりの生活。
電気もとめられ、りんご畑に、毎日片道歩いて2時間です。

最後は、命も投げ出しそうになるその時、大きなヒントを
自然からもらうことになります。
そのヒントで、10年目で、りんごの木に花を咲かすことが出来るのです。
最後、勝ち取りました。

家族があって、成し遂げた成果!

主人公のお父さんも、理解者でいてくれた。
その訳は、戦争体験でした。食べ物もない、境遇で生き延びてきた経験、
仲間を助けることが出来なかった経験・自然の中で生きることができた知恵。
お父さんの思いも、奇跡のりんごの原動力でした。

私の父も、戦争体験者で、私自身の思い出とも重ねている場面が、
たくさんありました。

奇跡のりんご 木村秋則.png
青森のりんご農家 木村秋則さん

不思議なこともありました。

りんごの花が、試行錯誤の中で、10年目に咲きますが、
一本だけ花をつけないりんごの木をみて、
子供が、「どうしてこの1本だけ咲かないの?」
主人公は、「その1本だけ人目をきにして、言葉をかけれなかった」

「がんばれよ!ありがとう!」

花を咲かすことの出来なかった、りんごの木に謝っていた。
「ごめんな!ごめんな!」

・・・この場面に批判もあるんと思う・・・

私は、受け止める。
どんな、生物も愛情は通ずると思っています。

愛情は、絶対に通ずるのです。

家庭菜園で、野菜・果物を作る人に聞いたことあるます。
毎日声をかけるよ。
「おはよう!今日もお疲れ様!私の為においしくなってね!」


奇跡のりんごの映画をみて、改めて感じてます。

しっかりとした目標は、努力して成し遂げられる!

人生の、目標をしっかり定めたら、あきらめるな!

いろんなことを教わりました。
30年ぶりの映画です。

他にも、奇跡のリンゴの映画に批判もあると聞きました。
原作と、ちょっと違うとか、宇宙人が登場するとか・・・・
かりにそのような批判があったとしても、
木村秋則さんの、生死をかけた戦いに、私は、声援を送りたい。

妻と二人でみた、『奇跡のりんご』は、記憶に残る映画
になりました。


ご質問やご感想のメールは、お気軽に下さい。

tatenomore@gmail.com 迄

返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之
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