人気番組のほこたて偽装発覚!ヤラセで打ち切りに [TV番組から学ぶ]
人気番組のほこたて偽装発覚!
「ほこ×たて」がヤラセで放映中止になった。
フジテレビは、発覚後、1日で処理して、放映中止を発表した。
ヤラセで放送中止になったフジテレビの「ほこ×たて」
フジテレビは、発覚から放映中止まで1日で対処するスピード。
10月20日に放映された特番内の
「ラジコンカーVSスナイパー」が、事実と異なる編集がなされた、
と出演者のラジコンカー世界王者広坂正美さんが所属会社のWebサイトで
「偽造された対戦の編集内容が余りにひどかった」と憤慨し、23日声を上げた。
直後から調査を行って24日の夕刻には放映中止を発表。
さらに、放送倫理・番組向上機構(BPO)にも報告したという。
放送された特番に出演したラジコンカー世界王者の広坂正美さん(43)が、
「偽造された対戦の編集内容が余りにひどかった」と憤慨し、訴えた。
広坂さんは過去の対戦についても、鷹や猿が相手の時にラジコンをゆっくり走らせたり、
猿が逃げないように首に釣り糸を巻き付けてラジコンで引っ張るように細工があった
ことなどを暴露した。
「ラジコンカーVSスナイパー」の対決は、番組制作会社の40代男性ディレクターが
撮影、編集を担当。編集された映像は、フジテレビのプロデューサーがチェックして
いますが、おかしな点は見当たらなかったといいます。
しかし、調査に対し、ディレクターが映像を入れ替えたことなどを認めたという。
わずか1日あまりの調査で、「番組に対して最終的な放送責任がある」
フジテレビは、責任転換させてしまったかのようだ。
制作会社による、単独犯? 「ほこ×たて」のヤラセは制作会社が悪い?
発掘!あるある大事典は、もう7年前になる。
7年前になるが、関西テレビで起きた「発掘!あるある大事典」の時、
関西テレビ側は、「ねつ造は孫請けの制作会社のディレクターの独断で行われ、
下請けと関西テレビのプロデューサーが見抜けず、監督責任を果たせなかった」
といった調査報告書を提出し解決させようとしたといいますが・・・
最終的には、経営陣の責任まで追及されることになりました。
関西テレビで起きた「発掘!あるある大事典」の時はヤラセを告発した
週刊誌が世に出てから、番組中止決定までかかった時間は4日間。
今回、1日で、解決させてしまうことも不思議なことだ。
あまりの早業に、驚く人も少なくないだろう。
最近では、ほこ×たて 9月22日 ドリルVS金属 第7戦
絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル
「ほこ×たて」における名物企画であり、「絶対に穴の開かない金属」と
「どんな金属にも穴を開けられるドリル」を対決させるというもの。
日本の技術力の高さを証明するほどの高いレベルのものになっていたはずだ。
7戦まで行っているので、戦いによって、技術力が増しているのが、画面で伝わってきた。
真剣勝負と「絶対に穴の開かない金属VS.どんな金属にも穴を開けられるドリル」で、
最強金属を製造してきた「日本タングステン」。
同社は9月22日放送の番組で、ドリル関連企業11社の連合軍に敗れるまで
5連勝(1分け)を記録。
職人同士がプライドをかけて激突する姿が感動を呼んだ。
今回の事件は、真剣対決までが疑いの目で見られてしまうこと。
テレビ全体が同じ扱いで見られ、信用を失う結果になります。
町工場の職人芸など、モノづくり日本の技術力をバラエティーの形で
表現してくれた、貴重な番組でした。
大人から子供まで、一緒に楽しめる人気番組であってほしかった。
ご質問やご感想のメールは、お気軽に下さい。
tatenomore@gmail.com 迄
返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
タテノアトリエ 立野重之
「ほこ×たて」がヤラセで放映中止になった。
フジテレビは、発覚後、1日で処理して、放映中止を発表した。
ヤラセで放送中止になったフジテレビの「ほこ×たて」
フジテレビは、発覚から放映中止まで1日で対処するスピード。
10月20日に放映された特番内の
「ラジコンカーVSスナイパー」が、事実と異なる編集がなされた、
と出演者のラジコンカー世界王者広坂正美さんが所属会社のWebサイトで
「偽造された対戦の編集内容が余りにひどかった」と憤慨し、23日声を上げた。
直後から調査を行って24日の夕刻には放映中止を発表。
さらに、放送倫理・番組向上機構(BPO)にも報告したという。
放送された特番に出演したラジコンカー世界王者の広坂正美さん(43)が、
「偽造された対戦の編集内容が余りにひどかった」と憤慨し、訴えた。
広坂さんは過去の対戦についても、鷹や猿が相手の時にラジコンをゆっくり走らせたり、
猿が逃げないように首に釣り糸を巻き付けてラジコンで引っ張るように細工があった
ことなどを暴露した。
「ラジコンカーVSスナイパー」の対決は、番組制作会社の40代男性ディレクターが
撮影、編集を担当。編集された映像は、フジテレビのプロデューサーがチェックして
いますが、おかしな点は見当たらなかったといいます。
しかし、調査に対し、ディレクターが映像を入れ替えたことなどを認めたという。
わずか1日あまりの調査で、「番組に対して最終的な放送責任がある」
フジテレビは、責任転換させてしまったかのようだ。
制作会社による、単独犯? 「ほこ×たて」のヤラセは制作会社が悪い?
発掘!あるある大事典は、もう7年前になる。
7年前になるが、関西テレビで起きた「発掘!あるある大事典」の時、
関西テレビ側は、「ねつ造は孫請けの制作会社のディレクターの独断で行われ、
下請けと関西テレビのプロデューサーが見抜けず、監督責任を果たせなかった」
といった調査報告書を提出し解決させようとしたといいますが・・・
最終的には、経営陣の責任まで追及されることになりました。
関西テレビで起きた「発掘!あるある大事典」の時はヤラセを告発した
週刊誌が世に出てから、番組中止決定までかかった時間は4日間。
今回、1日で、解決させてしまうことも不思議なことだ。
あまりの早業に、驚く人も少なくないだろう。
最近では、ほこ×たて 9月22日 ドリルVS金属 第7戦
絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル
「ほこ×たて」における名物企画であり、「絶対に穴の開かない金属」と
「どんな金属にも穴を開けられるドリル」を対決させるというもの。
日本の技術力の高さを証明するほどの高いレベルのものになっていたはずだ。
7戦まで行っているので、戦いによって、技術力が増しているのが、画面で伝わってきた。
真剣勝負と「絶対に穴の開かない金属VS.どんな金属にも穴を開けられるドリル」で、
最強金属を製造してきた「日本タングステン」。
同社は9月22日放送の番組で、ドリル関連企業11社の連合軍に敗れるまで
5連勝(1分け)を記録。
職人同士がプライドをかけて激突する姿が感動を呼んだ。
今回の事件は、真剣対決までが疑いの目で見られてしまうこと。
テレビ全体が同じ扱いで見られ、信用を失う結果になります。
町工場の職人芸など、モノづくり日本の技術力をバラエティーの形で
表現してくれた、貴重な番組でした。
大人から子供まで、一緒に楽しめる人気番組であってほしかった。
ご質問やご感想のメールは、お気軽に下さい。
tatenomore@gmail.com 迄
返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
タテノアトリエ 立野重之