SSブログ

ガイアの夜明け11月5日は、町工場の商品開発その情熱! [ガイアの夜明]

ガイアの夜明け11月5日は、町工場の商品開発の話題です。
魔法のフライパン・世界を魅了したスズの食器・無水調理鍋(バーミキュラ)・
世界が認めた画期的な風車が登場します。




商品が生まれるのには訳がある。
必要とさせるもの、作ろうとする人、時代背景すべてが一つになったとき、生まれる。
日本には、昔からの伝統・職人技・器用さは、すばらしいものがあります。
今の時代、価値のあるものが見出されてきています。

中小企業の多くは、仕事の減少・コストの削減等の、不況の経験から、
長年の技術を商品に生かし、商品開発をし、オンリーワン企業として
成長している、町工場があります。

日本の中小企業のものづくりにかける情熱の紹介です。

ガイアの夜明け 11月5日 魔法のフライパン.png

魔法のフライパン

錦見鋳造・・・三重県桑名郡木曽岬町
http://www.nisikimi.co.jp/frypan/index.html

下請け鋳物工場として50年の歴史がありますが、バブル崩壊後は受注が激減。
世界中の人々に鋳物の良さを知ってもらいたい」その信念で、生まれたものが、
最高の鋳造技術が生んだ「魔法のフライパン」・・薄くて軽い、女性が扱い易い商品です。
鉄鋳物で1.5ミリのフライパンは、鋳物特有の熱伝導率の良さと、遠赤外線効果で食材に
熱が伝わりやすく、料理がおいしく作れるといいます。

発売以来10万個以上を売り上げる大ヒットになりました。
今では、注文して、30ヵ月待ちとなる人気商品です。

世界を魅了したスズの食器

スズ鋳物メーカー「能作」・・・富山県高岡市
http://www.nousaku.co.jp/index-jp.html

仏具の下請けを続けてきた会社ですが、受注は減少。

スズ加工技術を生かすことができないかと、開発したものが、
純度100%のスズを使った食器でした。
スズは非常に柔らかく、自由に形が変わるというユニークさが評判になり、
欧米のレストランで大人気になりました。

新らしい展開で、「富士山の形をしたぐい飲み」を開発。
微妙な山肌の表現に独特の加工技術が応用されてます。
日本の各地の山を、ぐい飲みで表現したいと、能作の社長は言っています。
新たな技術開発が、人気商品をつくっています。

無水調理鍋、商品名はバーミキュラ

鋳物工場「愛知ドビー」・・・愛知県名古屋市中川区宗円町
http://www.vermicular.jp/

下請け鋳物工場でしたが、その技術を鍋に生かしました。

水無しで美味しく調理できる、密閉性の高い鍋、無水調理鍋「バーミキュラ」を開発。
水なしで、素材のおいしさを引き出す機能が大評判となり、大ヒット。
アメリカでも販売を始めた。
さらに、鍋を作るだけでなく、鍋の機能を活かした調理方法やレシピの提案も始めました。
消費者の声を聴き、「無水調理鍋」の市場を広げるために工場内にキッチンスタジオを併設
しました。 町工場として、独自の展開をスタートしています。

グローバルエナジー」の風車を使った発電機.png

世界が認めた画期的な風車 

「グローバルエナジー」栃木県・岩舟町
http://www.globalenergy.jp/product/product2.htm

車のバンパーなどを製作する下請け工場でしたが、受注の激減で、
グローバルエナジーの鈴木社長は独自の羽の形をした風車を開発に成功。
少ない風で回るという画期的な風車だ。風速1メートルでまわる風車は、
今後のエネルギー政策を変える、商品になるだろう。
韓国の電力関連会社は、「グローバルエナジー」の風車を使った風力発電設備が
すでに稼働しているといいます。

不況の経験から、下請けでなく、長年培った技術を独自の商品開発に取り入れ、
世界からも認められる商品となっています。


ご質問やご感想のメールは、お気軽に下さい。

tatenomore@gmail.com 迄

返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之

共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。