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カンブリア宮殿に登場のしまむらの経営戦略に驚き! [カンブリア宮殿]

カンブリア宮殿に、しまむらの野中正人社長が登場しました。
しまむらの経営戦略に驚きました。正直、しまむら のすごさに驚きました。






カンブリア宮殿に、しまむらの野中正人社長が登場しました。
北海道・稚内から南は沖縄・石垣島まで、全国に1293店舗という店舗数で、
グループ売り上げでは4910億円と、ファストファッション業界で、世界9位です。

カンブリア宮殿 11月28日登場のしまむら.png

庶民的なお店と感じていた、しまむらでしたが、しまむらの安さの戦略!をみて、
“しまむら流”独自経営の裏側をみて、驚きがありました。

しまむら 代表取締役社長野中正人(のなか・まさと)さんは、
“自分でやってみる”の精神、現状に満足せず変わり続けると言い切ります。


店舗数日本一の衣料品チェーン。毎年成長しているのです。
その理由は安さでだけでない、客を魅了!させ、満足度も高い。

田園にも都会にも、しまむらの建物は、統一されていて、どこにもある風景だ。
北は、北海道の稚内から、南は石垣島まで、全国に1293店舗。

田園では、農家の女性に、好まれ、都会では、若い女性にも好まれる。
しまむら は、安くておしゃれでいいといった答えが返ってくる。

安く流通させるために、全国に9ヵ所の自社物流センターを持ち、
徹底的にコストの削減を図っている。この物流システムをいち早く取り入れたことが、
ローコスト・ロープライスにつながったといいます。

カンブリア宮殿 11月28日登場のしまむら野中正人社長.png
しまむらの野中正人社長がカンブリア宮殿登場。


安さは理由がある。安さで客を魅了する!

毎週1回、約500社の納入業者から大量に服を買い付けている。
メーカー側との独自の取引の仕組みにある。
しまむらは「完全買い取り制」を実施。
「返品はしない」、商品が売れ残っても「追加の値下げ要求はしない」
というルールがあるという。

納入業者困らすことのない信用で、安く仕入れる事ができる。
日本のアパレル業界。その中で、堅実な成長を続けているのは、メーカーにも
消費者も大切にしているからだ。

しまむらのファッションを愛用する人たちは、「しまらー」といわれますが、
トップモデルの益若つばさちゃんも、「しまらー」と聞きます。

驚いた!初めて知ったことがあります。

しまむらの商品の売り方は少し不思議でもあるのです。
1店舗に並べられている商品は1つのアイテムにつき、各1サイズ・各1カラー。
全く同じ商品は1店舗に1つしかおいていないそうです。

同じ町を歩いていて、同じ服装の人に会うことはほとんどないということです。
この販売手法が「しまむら流 売り切れ御免」方式。女性心をつかむといいます。

バイヤーとコントローラーの存在

バイヤーは流行を先読みして大量の商品を発注、買い付けます。
早いサイクルで商品を出すことで、流行のトレンドに対応し、一方で、
商品を売り切る役割をしているのが、コントローラーという部門。

1ヵ月で売り切る!事を目標において、売れる店へ商品を移動する権限を
持っているという。常に商品の流れをみている部署なのです。

社長の野中さん(2005年、44歳で社長に就任)、自分も前は、コントローラー
だったといいます。しまむらのなかでは、経営戦略の心臓部なのであろう!


店長は女性が7割!働きやすい店づくりは現場の声から

カッコいいキャッチフレーズに聞こえるが・・・
しまむらの店長の7割は女性で、そのほとんどがパート社員からの昇格。
各店舗を支えているのは、パート社員たちなのです。

地元の主婦たちでも働きやすい職場にするため、独自のマニュアルもあるというが、
目的は、楽しいやりがいのあり職場を目指すためという。
ハンガー掛けのテクニックから掃除の仕方まで、円滑な店舗運営の手順が書かれている。

「いかに仕事を単純化し、楽にするか。マニュアルはそのためのもの。
覚える必要なんてない」 「いろいろやってみて、結論を出す」 と野中社長は言います。

マニュアルに対しても、パート社員たちなどが改善提案をすることで、現場の声を
店舗運営に反映させる仕組みをつくっています。

ローコスト経営を徹底しているしまむらは、毎月1回、全国の店長1500人が集まり、
店長会議を開催しているといいます。

販管費を下げるため、物流をはじめ、ありとあらゆる努力をしているといいますが、
社員を大切にする、正真正銘の、超優良企業です。

異色の衣料品チェーンといわれていますが、私にとって、しまむらをみる目は、変わりました。


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tatenomore@gmail.com 迄

返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之

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