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「卵活」の最前線、卵子を凍結保存する卵活費用 [ニュースから学ぶ]

「卵活」の最前線、若い卵子を凍結保存する卵活費用は?




2013年9月13日、日本生殖医学会が卵子の凍結保存に関する
日本初のガイドラインを報告。
「健康な未婚女性にも卵子の凍結保存を認める」というもの。

「卵活」とは、将来の妊娠に備えて卵子を凍結することをいう通称。

このことは、現在の社会現象の現れにもよる。
結婚年齢が遅くなった。男女平等の思想。社会不安・子育ての環境

子供を育てる環境も、ずいぶん変わった。
少子高齢化の問題も抜本的の対策がないまま、時が過ぎている。

結婚年齢も遅くなった。

昨年あたりから、高齢出産のリスク・卵子の高齢化による問題も報道、
年齢とともに、卵子の機能が低下する卵子の老化が注目されるように
なっている。


結婚適齢期の女性が、今は、パートナーはいないが、将来のために、
若い内の卵子を残しておきたい。将来の妊娠に備え卵子凍結する
「卵活」の最前線を取材が報道されました。

9月14日(土)フジテレビ、大島 由香里キャスターの報道によると・・・
配信その最前線から一部を記事にしてみました。

リプロセルフバンクでの卵活.png

リプロセルフバンクでの、香川則子所長の話によると、今年の、
2013年5月から、卵子の凍結保存を開始し、保管をしているといいます。

一般的に、がん患者や不妊治療中の既婚者などを対象に行われてきた
卵子の凍結保存でしたが、今、健康な未婚女性にも広がってきています。

これまで、健康な未婚女性を対象にした卵子の凍結保存には、
明確なルールがなく、医師の判断に任せるグレーゾーンとなっていた。

「健康な未婚女性にも卵子の凍結保存を認める」
を事実上容認するガイドラインが13日、日本で初めて報道されました。

これまで、この施設で卵子を凍結した女性は、20名ほど、平均年齢は、35.3歳。
現在パートナーはいないが、将来の出産の可能性を考えた未婚女性が多い。

さらに、採卵は2カ月先まで予約でいっぱいとなっているといいます。

卵活の仕組みは、女性の年齢が若いうちに元気な卵子を採取し凍結する。
その後、妊娠したいときに卵子を解凍し、体外受精させた受精卵を子宮に
戻すという技術で、将来の妊娠に備えるもの。

問題もありそうだ。
倫理による考え方は、別にしても、

日本産科婦人科学会の報告によると、これまで、凍結卵子での出産成功率は
およそ10%。さらに採卵時の年齢は、40歳以上は推奨できない。
凍結した卵子による妊娠についても、45歳以上は推奨できないとした。

採卵時には、不妊治療と同様、卵巣の腫れや出血といったリスクもともなう。

採卵を含めた卵子凍結にかかる費用

リプロセルフバンクの施設では、
採卵を含めた卵子凍結にかかる費用は、70~80万円程度で、
2年目以降は、卵子1個につき、年間およそ1万円の保管料がかかる。

不妊治療の専門医は、卵活を有効な方法としながらも、加齢による影響は
大きいと語る。
国立成育医療研究センター・齋藤英和医長は「(凍結保存しておけば)卵子は
確かに老化しないが、母体というのは着実に加齢する。
やはり30代の後半から、いろんな産科的なリスクとか、分娩(ぶんべん)のときの
リスクとかが、増してくるというのは防げない。
自然に妊娠するか、もっと若い時期に、本当に安全な時期に考えてほしい」
というのが、専門家としての意見です。

社会も、企業も女性が適齢期に生める環境を、整ええていくことも大事です。
日本の将来像を考えり時、こどもこそが光であるはずです。


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最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之



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