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高齢者を幸せにするモノづくり、ナカシマメディカルの人工関節 [カンブリア宮殿]

カンブリア宮殿、10月31日の放送は、ナカシマメディカルの人工関節が紹介されました。




岡山県にある日本一のプロペラメーカーが、その研磨技術を使って
日本人のための人工関節を開発。

カンブリア宮殿 10月31日は、ナカシマメディカルの人工関節.png
カンブリア宮殿、10月31日に紹介。高齢者を幸せにする、ナカシマメディカルの人工関節

多くの高齢者が悩まされている、ひざ関節の痛み。
その数は、1800万人とも言われています。

治療法の一つは人工関節の手術ですが、実際に手術を受ける人は7万人程度。

しかも日本で使われている人工関節の8割が欧米製で、正座などには不向きといいます。

世界のどこにもない、日本人の為の、正座もできる人工関節を作ろう!

そんな会社が、岡山県にあるナカシマメディカル、中島義雄社長!

きっかけは、今から30年以上前にさかのぼる。
1970年代後半、オイルショックによって造船不況により、
ナカシマメディカルの親会社、ナカシマプロペラは、売り上げは激減、
新たな事業に活路を見出さなければならない状況にいた。

会社自体は、いろんなことに、挑戦できる体制もあった。

異業種交流で工場を訪れた医師の言葉から始まった。
「この技術があれば、人工関節が作れるよ」

経験も知識もゼロからのスタートであった。

日本で使われている人工関節の8割が欧米製で、
その性能は、日本人の生活スタイル(正座)には、不向きであった。

プロペラ製造に欠かせない「磨き」の技術は、どこにも負けないものがあり、
人工関節にとって重要な関節の滑らかさを磨きの技術で実現し、日本人
のための人工関節づくりの挑戦がが始まった。

赤字の状態も長く続いたがあきらめなかった。

日本人のための人工関節を!
「何度もやめようと思った。しかし、患者さんに喜んでもらえる製品だから、
何とかしたいと思ったんです」

中島義雄社長の強い意志が、医療業界で認められるようになっていきました。

人工関節には、従来品には弱点もあった。軟骨の代役のプラスチックの
部分が弱い。「耐久性」を克服するプラスチックも開発し、製品の寿命を
長くする技術開発にも成功。モノづくり企業としての挑戦を続けた。

職人たちの確かな手仕事が、人工関節という新たな製品を生み出したのです。
日本人の生活様式に合うよう、あぐらや正座がしやすい人工関節を独自に製造。
完成した。高齢者を幸せにするモノづくりに挑む会社となった。

テレビの取材で、ナカシマメディカルの磨きの職人は、ひとの中に入るもので、
人のために役立つものだから、一生懸命に磨くと言っていました。
金属の人工関節に命が吹きこまれるかのようです。

日本では、京セラとナカシマメディカルの2社が人工関節をつくれるといいます。
5年前にナカシマメディカルという会社として独立して、さらに挑戦を続けています。

日本の技術が、ニッポンの高齢者を救う、とてもすばらしいことです。

巨大プロペラ技術が大転換!
高齢者を幸せにするモノづくりに挑むナカシマメディカルの技術力は、
さらに躍進していく、ナンバーワン企業にむかいます!

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返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之

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