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大気汚染PM2.5の恐怖・人体への影響 [ニュースから学ぶ]

大気汚染PM2.5の恐怖・人体への影響について調べてみました。





中国からの飛来などによる影響で、大気汚染PM2.5の話題が、ニュースでも
取り上げられています。

PM2.5の飛散状況.png
テレビや新聞で報道されている中国からの大気汚染。 中国北部で発生した
スモッグは朝鮮半島を直撃した後、 西日本に到達しその後、日本中に影響を与えています。

大気汚染のPM2.5 (Particulate Matter 2.5)とは、

中国の北京で、問題視されていますが、
PM2.5は、暖房や工場の煙、燃焼による排出ガス、車の排ガスに含まれる
直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質(直径が髪の毛の約30分の1以下)です。

燃焼による排出ガスや石油からの揮発成分が大気中で変質してできる粒子も含まれます。
粒子状物質という呼び方は、これらを大気汚染物質として扱うときに用いる。

微小粒子であるために、通常は、目には見えません。
呼吸器系の疾患への影響は多大です。

PM2.5の大きさ.png

大気汚染PM2.5の恐怖・人体への影響

北京の大気汚染は史上最悪の水準になっていて、呼吸器疾患が急増しています。

超微粒子PM2.5の人体への影響は呼吸器だけではありません。
吸い込むと、肺の奥や血管まで入り、喘息、心臓疾患などの疾患を発症させてしまう
可能性、さらに、喘息、アレルギー患者には発作の原因にもなる可能性があります。

人体への影響は、体の中に入るだけでなく、PM2.5は硝酸イオンを含み、
体内では発がん性物質に変化する可能性もあるといわれます。

大人へも子供へも影響が出てくるでしょう。
お子さん・妊婦さんは特に注意が必要です。

PM2.5 身体に与える影響.png
PM2.5 身体に与える影響は、喘息発作誘発、がんの発生の懸念など

有効な対策は、マスクをつけることですが、高性能な防じんマスク
(小さな粒子の吸入防止用)を空気が漏れないように着用することが一番です。
その他、場合により、空気清浄機をつける事も有効ですが、
その性能を確認する必要があります。

環境省から、発表されるデーターを考え合わせながら、行動をとる事も必要です。





大気汚染PM2.5に対する専門機関からの発表

2013年10月17日には、
世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)発表、
微小粒子状物質「PM2.5」など大気汚染物質による発がんリスクを5段階の危険度のうち
最高レベルに分類したと発表。

2013年11月13日には、
環境省は、注意喚起の必要性を判断する方法の改善策として、PM2.5監視を強化。
当日の濃度上昇の可能性を判断する頻度を、現在の朝1回から、朝と昼の1日2回に
増やし、予測の精度向上を目指すと発表しました。

今後、PM2.5については、正しい知識・正しい情報の収集が必要と思われます。

ご質問やご感想のメールは、お気軽に下さい。

tatenomore@gmail.com 迄

返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之




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