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生産者直売のれん会、「1坪店舗」のビジネスモデル [カンブリア宮殿]

カンブリア宮殿に、生産者直売のれん会 黒川 健太社長が登場しました。
地方の逸品を全国に販売する「1坪店舗」のビジネスモデルを展開しています。






カンブリア宮殿に、生産者直売のれん会 黒川 健太社長が登場しました。
2007年の設立から7年で、ビジネスモデルを構築し業績は順調。
年間売上高30億円を超えるまでに成長しています。

カンブリア宮殿、12月5日登場の生産者直売のれん会の1坪ビジネス.png

駅構内でよく見かける、1坪店舗のスイーツ売り場。
その1坪店舗で、地方の逸品を販売する新たな食品流通ビジネスを展開するのが、
生産者直売のれん会 社長黒川 健太(くろかわ・けんた)のビジネスモデル。

黒川健太社長(38歳)が目指すのは、“価格競争”から“価値競争”への転換。

「良いものを作りながら販路がない」「大手との価格競争に巻き込まれている」。
そんな状況に苦しむ地方の逸品を全国に販売しています。

今は、中小食品メーカー100社を、「のれん会」は組織化され、
新たな食品流通ビジネスを確立できるまでに成長しましたが、
生産者直売のれん会を設立したのは、2007年5月。

小さな失敗を繰り返す中で、成功をめざし、小さな土俵でトップを取る精神で、
「1坪店舗」のビジネスモデルが、確立されてきたといいます。 

その原型が、「八天堂」の「冷やして食べるクリームパン」のモデルです。




広島の老舗パンメーカー「八天堂」は2001年に経営が悪化し、
再起のために、生み出した商品が、「冷やして食べるクリームパン」でした。

「良いものを作りながら販路がない」そんな時、運よく、黒川との出会いがあります。
従来のクリームパンとは全く異なる味と食感に感動し、東京での販売を決意します。

2008年当時、「のれん会」は知名度も実績も資金もなく、商店街の一角を借りて始める。
評判が少しづつ広まり、駅の中で、急成長できることになる。
2009年に東京に進出、今や月商は1億5000万円に上る。

八天堂の社長は、倒産危機から復活できたのは、のれん会黒川社長の出会いある。
のれん会の黒川社長は、良いものを作りあげる八天堂会社の精神に感謝している。
これこそ、良いビジネスの典型だろう。



「1坪店舗」で売る極意

最大の資源は、規模や資金ではなく、「信頼と行動力」だといいます。

「のれん会」は販売だけでなく出店交渉や店舗設営までを、会員の食品メーカーに
代わり責任もって、手掛ける。
店を出すのは駅の構内、百貨店の催事場、日帰り温泉、祭りの会場など。

扱う食料品は、全国的には無名だが地元では人気の逸品。
ドーナツやマンゴープリンといったスイーツ、海産物の缶詰、せんべいや梅干しなど。

「のれん会」は今、新たな試みに取り組んでいます。会員である食品メーカー100社は、
それぞれ異なる得意分野や技術を持ちそれを生かす取り組みも始まりました。
新たな、ヒット商品が生まれるのも近いでしょう。

小さな土俵でトップを取ることを、念頭に置く。そんなビジネスモデルが、「1坪店舗」です。

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tatenomore@gmail.com 迄

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最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之




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