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ニッポンの農業、農協を変えた越前たけふ農協! [ガイアの夜明]

どうすればいいのか?どうなるのか?ニッポンの農業!






日本の歴史をつくってきた農業が、変わろうとしています。
今年は、減反政策の廃止の方針も決まり、 関税撤廃になりそうなTPP交渉も、
山場を迎えています。

ガイアの夜明け、12月10日はどうすればいいか?ニッポンの農業.png

ガイアの夜明け、12月10日に日本の農業が取り上げられました。
どうすればいいのか?どうなるのか?ニッポンの農業!

今、日本の農業はどうあるべきか!大切な問題になっています。

昔から、農業は一次産業として、日本の歴史を支えてきています。
日本は、山国で、莫大な耕地で、大きな農業までとはいかない事情があったにしても、
過酷な仕事も、日本人の勤勉・努力で支えてきた。

特に今年は、農業が見直されてきた年と感じていた。栽培に関すること・野菜関係等
テレビ番組での取材も多く、これからは、農業に対する関心も大きくなると感じていた。

今までと違う流通をつくには、特徴が必要となります。
新鮮・安い・おいしいなど、絶対条件になります。

農家は、農協とのきずなが深く、大きく、もちつもたれずの関係にあります。
農協とのきずなが、農家の自立を遅らせたといわれるくらいに、
栽培から始め、生活面まで支えてきていました。そんな中で、

地域の農協を大きく変えた冨田隆組合長。

福井県にある地域の農協、「越前たけふ農協」。

冨田隆組合長は、このままの農協では駄目になる。
農家のための農協という原点に戻るために改革した。

実現するために、今年10月30日、JA越前たけふは
臨時総会で肥料・農薬の購買やコメなどの農産物販売といった経済事業
について、上部団体の「経済連(経済農業協同組合連合会)」から離脱し、
独自で手がける方針を決定。

JA越前たけふの打ち出した改革策は、農家のための農協に戻る。
そのために、上部組織である「全農」から離脱。
農協組織の利権構造を大きく変えるものになりました。

「組織からの離脱だの、中央への反旗だのと言われるが、そんな大それた
考えはない。組合員にとって何がよいかを考えたら、こうなった。
農家のための農協という原点に戻るだけだ」 
とJA越前たけふの冨田隆組合長はいいます。
さらに、組合長が決めればできることと、宣言しました。

通常、地域の農協は、上部組織である「全農」から肥料などを買い、
農産物を収めていたが、「越前たけふ農協」では、民間の業者から肥料を買い、
農協を通さずにコメの販売を始めているのだ。
農家のための農協の改革は、JA越前たけふのを皮切りにはじまりました。






JAグループの今後、減反・TPPの問題を含め、大きな問題に直面します。
TPP交渉において、「コメ、砂糖」などの重要5品目の関税撤廃に反対する
JAグループ。

中央組織である「全中」「全農」「農林中金」でも、変革の動きが出始めたといいます。
中央組織の「全中」「全農全中」は、政治的な活動、「全農」は農産物の流通、
「農林中金」は農家への資金の貸し出しなどをになう大きな中央組織です。


新たな動きを始めた様々な農家や農業法人、企業があります。

.企業や農業法人では、今、農協を通さずに、農産物を流通させる農家、
農業法人が増えている。「できるだけ安く」という消費者や外食チェーンの
ニーズにこたえるために、脱農協も加速しています。

日本全国で耕作放棄地を借り受け大規模農園を展開するイオングループの
「イオンアグリ創造」は、企業が行う農業として拡大しています。

TPPにより、自由化が決まったとしても、日本の農業は、絶対に衰退しては
いけません。国レベルで、農業に対する支援をはじめ教育に力を注ぐべき
と思います。

ご質問やご感想のメールは、お気軽に下さい。

tatenomore@gmail.com 迄

返信させて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

タテノアトリエ  立野重之




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